臺灣大學90週年校慶紀念國際研討會「國際化.在地化時代的台日長期照護」
臺灣大學90週年校慶紀念國際研討會「國際化.在地化時代的台日長期照護」 活動花絮
日期:2018.11.23 | 單位:臺灣大學日本研究中心
 



 

 

 



 

 
臺灣大學90週年校慶紀念國際研討會「國際化.在地化時代的台日長期照護」
日期:2018.11.23 | 單位:臺灣大學日本研究中心
臺灣大學90週年校慶紀念國際研討會「台日介護の在り方を考える─グローバル化・ローカル化の時代に向けて」

 2018年11月23日、国立台湾大学応用力学館国際会議場において、台湾大学90周年創立記念シンポジウム「台日介護の在り方を考える─グローバル化・ローカル化の時代に向けて」が開催された。台湾と日本の学者が一堂に会して、今日注目を集めている介護の在り方について講演を行った。

 高齢化社会時代の到来に向けて、台湾でも日本でも介護の在り方が我々に迫る重要なテーマとなっている。台湾では1998年に介護計画を策定し、2007年には「介護10年計画」、さらに2017年には「介護10年計画2.0」を実施し、介護という社会問題に対応しつつある。

 本シンポジウムでは、「政策」、「財政」、「福祉」、「臨床」の4つの分野について、学界・政界・医学界等の学者や専門家を招き、熱い討論を行った。また、豊富な経験を持つ各界の方々の積極的な参加によって、各界の人士から介護というテーマに高い関心を持ち、重要視していることが見受けられた。

 シンポジウムの内容は以下のとおりである。

開会の挨拶

主催側挨拶:許水德(財団法人中日文教基金会董事長)(所用で臨時欠席)
      林立萍(台湾大学日本研究センター主任)

貴賓側挨拶:薛瑞元(衛生福利部次長)
      張淑玲(台湾日本関係協会秘書長)
      松原一樹(日本台湾交流協会新聞文化部部長

基調講演【政策方面】

座 長:蘇顯揚(財団法人中華経済研究院日本センター顧問)
講 師:江崎禎英(経産省商務・サービスグループ政策統括調整官)
テーマ:超高齢社会への対応-社会保障制度改革の視点-
パネリスト:連吉時(台北市立萬芳病院院長)

基調講演【財源面向】

座 長:辻本雅史(中部大学副学長兼台湾大学日本研究センター執行委員)
講 師:葛克昌(東呉大学法律学科客員教授)
テーマ:長期介護サービスに関する財政の適用について

講 師:地神亮佑(大阪大学法学研究科准教授)
テーマ:日本の介護保険制度と少子高齢化—負担の公平性をめぐって—

基調講演【福祉面向】

座 長:徐興慶(文化大学外国語学院院長兼台湾大学日本研究センター執行委員)
講 師:久塚純一(早稲田大学社会科学総合学術院教授)
テーマ:日本における「介護保険法」の位置・・・歴史的経緯とこれから・・・

講 師:早田宰(早稲田大学社会科学総合学術院教授兼副院長)
テーマ:農村地域における持続可能な福祉社会への社会イノベーション

基調講演【臨床面向】

座 長:甘懷真(台湾大学歴史学科教授兼日本研究センター執行委員)
講 師:楊培珊(台湾大学社会工作学科教授兼学科主任)
テーマ:台湾におけるホスピスケアの進歩と歴史-病院から社会-

講 師:中川稔進(NPO法人コミュニティケアリンク東京事務局長)
長谷公人(株式会社暁記念交流基金代表取締役社長)
テーマ:「住み慣れた街で生きて、逝く」ためのケアタウン小平の実践紹介①②

閉会の挨拶

ご挨拶:徐興慶(文化大学外国語学院院長兼台湾大学日本研究センター執行委員)