<日本の食文化・食産業>をテーマに、人間にとって生きる根源的な食の重要性から、フランスの歴史的な取り組み、日本の食における文化的・産業的な特性と長所により、食の魅力、ヒューマニズム、グローバリズムとロカリズムの捉え方への言及など、俯瞰的に社会や産業全般との関わりを考察し、食のさらなる発展への希望とともに、国内外でのその善き影響としての教育の実践、人の喜びや幸福の醸成を思案し、国際貢献、共存・共生の安定社会の実現への寄与のあり方として提唱します。
私自身、フランスに通算18年滞在し、欧州的思考を持ち合わせておりますが、アジア人としてのアイデンティティを大切に、その両立とバランスを重んじております。願う未来を、望む世界を、創り出せる学生に、食を通じて、生きる本質を思考し、喜びを分かり合い、人と文化の交流を大切に、それぞれの特性、長所をよく知り、交換し合い、分かち合い、相互に尊重し、お互いがよりよくなるように考えるきっかけになればと考えています。台湾と、日本の、友情とともに、希望ある未来を、平和な世界を考える力になれるような講演を行いたいと考えています。