台灣大學‧名古屋大學第6屆研究生論文發表會「放眼人文學中的日本‧東亞」於2019年7月6日在名古屋大學舉辦,發表主題廣涉歷史、文學、人類學等領域。開幕式中,名古屋大學飯田祐子教授致詞表示:名古屋超越文化社會中心不只在研究方面傾盡全力,在培養年輕學者方面也不遺餘力,而這樣難得的共同發表會已經持續到第6屆,也期許今後長久持續下去。
本次共同發表會共分四場,計12名研究生發表。每位發表者與台下參加者們熱烈討論,非常充實。閉幕式時,林立萍主任致詞表示:「藉由本次發表會我們不只可以深化對日本及東亞的理解,也可以得知年輕一輩研究者的關注焦點,並且能夠對未來的研究給予不同方面的刺激。」會議在林立萍主任致詞後畫下圓滿的句點。詳細議程如下。
發表者:蔡知穎(臺灣大學日本語文學系碩士班) 題 目:坂口れい子の作品における優生思想-「時計草」と「蕃地」を中心に
發表者:江口航 (名古屋大學人文學研究科映像學修士課程) 題 目:侯孝賢作品における翻案研究の不足とその原因からの探究
發表者:MOREIRA DE SOUZA Beatriz(名古屋大學人文學研究科日本文化學博士課程) 題 目:妻から母へ: 明治女性文学における家制度、出産、母性に着目して
發表者:林祐儀(臺灣大學日本語文學系碩士班) 題 目:日本語における漢語の意味変遷についての一考察-「深刻」を例として
發表者:呂冠儀(臺灣大學日本語文學系碩士班) 題 目:修飾語としての「かわいい」とその修飾名詞について
發表者:古木龍太郎 (名古屋大學人文學研究科日本史學修士課程) 題 目:大学紛争と学生自治会:愛知県内の学生自治会を中心に
發表者:岩崎はづき(名古屋大學人文學研究科文化人類學修士課程) 題 目:日韓現代美術の比較:光州ビエンナーレと国際芸術祭あいち2022を例に
台湾大学・名古屋大学第6回大学院生論文発表会「人文学がまなざす日本・東アジア」は、2019年7月6日に名古屋大学で開催された。歴史、文学、人類学などの幅広いテーマに関する発表が行われた。開会式にて、名古屋大学の飯田祐子教授は、「名古屋は研究にのみ全力を尽くすだけではなく、若い学者の育成にも力を入れています。このような貴重な共同発表の機会を設けられたのは6回目となります。今後も継続されることを願っています」と述べた。
今回の共同発表は4つのセクションに分けられ、12名の大学院生が発表した。各発表者は参加者と活発な議論を行い、非常に有意義なものとなった。 閉会式にて林立萍主任は、「この発表会を通じて、私たちは日本と東アジアへの理解を深められただけではなく、若い世代の研究者がどこに関心を持っているのかを理解することができ、今後の日本研究にさらなる良い刺激になるのではないかと信じております」と述べた。プログラムの詳細は、次のとおりである。
発表者:イゴル・コロチンスキ(名古屋大学日本史学博士課程)テーマ:琉球国役人から道之島役人へ
発表者:謝奇廷(台灣大學日本語文學系碩士班)テーマ:江戸後期の風水観—『風水秘録』の視点から—
発表者:松本柊(名古屋大学日本史学修士課程)テーマ:18世紀後期における尾州茶屋家と幕藩権力
発表者:游書昱(名古屋大学日本文化学博士課程)テーマ:田中兆子「六本指のトミー」を読む—学校、排除、クィア—
発表者:許瑜玶(名古屋大学映像学修士課程)テーマ:人間動物関係学のアプローチ—台湾における動物ドキュメンタリーの現在—
発表者:柯輝煌(東京芸術大学芸術学修士課程)テーマ:植民地における書道史の成立—1931年の『朝鮮書道菁華』を中心に—
発表者:吉村宥希(名古屋大学文化人類学博士課程)テーマ:ヨーロッパの仮面をめぐる人類学的研究—スペインの祝祭における仮面の意義を中心に—
発表者:林塘泫(台灣大學日本語文學系碩士班)テーマ:日本統治時代における閩粤葬祭礼俗文化の研究
発表者:亓瑞瑤(台灣大學藝術史研究所碩士班)テーマ:廖継春の風景画にみる「異国」と「南国」
発表者:岸川あゆみ(名古屋大学文化動態学修士課程)テーマ:台湾イメージとは何か—『BRUTUS』台湾特集の表紙が提起した台湾表象の問題—
発表者:朴根模(名古屋大学文化人類学修士課程)テーマ:グローバリゼーション下の社会における食文化の均質化・現地化・混成化—日本社会における韓食消費のあり方を事例に—
発表者:村松俊亮(名古屋大学映像学修士課程)テーマ:バブル崩壊後の日本映画におけるサラリーマン—身体、空間、物語—