勝又基演講活動
勝又基演講活動 活動花絮
日期:2018.12.13 | 單位:臺灣大學日本研究中心
        

     
勝又基演講活動
日期:2018.12.13 | 單位:臺灣大學日本研究中心
日本の親孝行文化-江戸から現代まで
概 要

  在日本,孝道德在過去因與軍國教育連接,給人較為負面的印象。然而,若要以同時代的眼光如實地理解江戶時代,絕不能忽視孝這個在江戶時代普世認為是善的道德,其所蘊含的能量。因此,有必要180度翻轉過去的看法,以「孝是江戶文化的中心」這個觀點來思考。

  江戶時代盛行的孝子表揚尤其扮演了重要的角色。因為實踐孝的道德行為與表揚孝子的政治行動、以及撰寫孝子傳的文學活動等,都成為了複合性文化活動的引燃劑。

  我將舉出江戶時代的孝子表揚裡饒富興味的駿河國五郎右衛門、山梨的假基督徒兄弟等例子,來解釋孝子表揚在江戶文化裡作為引燃劑的具體功用。

  但是,現今的日本社會幾乎不再表揚孝子。箇中的經緯並非以「對軍國教育的反省」就能完整解釋。實際上,在昭和50年代,各地表揚孝子的制度有復興的情形,但如今孝子表揚制度卻幾乎消失殆盡。與其說這是警戒軍國主義的復活,毋寧說「個人資料保護」「平成大合併」等政策的實施才是主要原因所在。

  我將以目前僅存的山口周南市的例子、以及因表揚孝子而在報紙上遭到批評的茨城縣小美玉市等例子,來論述戰後日本與孝之間的關係。




日本の親孝行文化-江戸から現代まで
概 要

 孝道徳は、日本においては軍国教育につながった過去があったため、これまで否定的に捕らえられて来た。しかし、江戸時代をその時代の目からありのままに捉えるためには、孝という、江戸時代には全ての人が善だと考えていた道徳が持っていたエネルギーは無視できない。従来の考えを180度転換して、「孝は江戸文化の中心であった」と考える必要がある。

 とくに、江戸時代に盛んだった孝子表彰は、大きな役割を果たした。孝の実践という道徳行為、孝子表彰という政治行為、孝子伝を書くという文学行為など、複合的な文化的な動きの起爆剤となったからである。

 江戸時代の孝子表彰のうち、駿河国五郎右衛門や、山梨の偽キリシタン兄弟など、いくつかの興味深い例を示して、その起爆剤としての役割を明らかにする。

 しかし現代、日本で孝子表彰がほとんど行われていない。そこに至るまでの紆余曲折は、単に「軍国教育への反省」説明できるものではない。じつは、昭和50年代に、各地で孝子表彰制度が復活したことがある。しかしそれも、現在はほとんど消えてしまった。そこでは軍国主義復活への警戒よりも、「個人情報保護」「平成の大合併」という理由の方が大きかった。

 現在一箇所だけ残っている山口周南市の例や、孝子表彰が新聞で批判された茨城県小美玉市の例などを挙げて、戦後日本と孝との関わりを明らかにする。