學術講論會37:日本近世的思想與文化─從媒體的觀點出發─
活動花絮
日期:2017.12.08 | 主辦單位:臺灣大學日本研究中心
        

     
日本近世的思想與文化─從媒體的觀點出發─
日期:2017.12.08 | 主辦單位:臺灣大學日本研究中心

  由麥克魯漢所提出「媒體即是訊息」的論點指出,在「知」本身的內容背後,能夠傳遞「知」的媒體,比起它原來的定位其實具有更大的訊息性。媒體擁有改變世界的力量。現在持續進行中的「媒體革命」正劇烈改變著世界。那麼,在更早以前的「媒體革命」到底是如何進行的呢?我將17世紀的文字及商業出版的普及,定位為「17世紀日本的媒體革命」。這個時期的媒體革命,究竟是如何改變江戶時代的「知」及社會的呢?本次的演講,將概觀江戶時代所呈現的「知的風景」,而它又如何與19世紀後半,日本急速的近代化緊密相關聯呢?我將從審視日本近世思想與文化的型態這個角度來切入探討。尤其,在儒家思想的展開過程裡,漢籍古典的閱讀方式與思想家闡述思想的方式是不可分而緊密相關的。透過這樣的考察,希望能夠對作為「知的據點」的現代大學提出一些啟示。

 「メディアはメッセージである」、このマクルーハンテーゼは、知の内容以上にその知を伝えるメディアのあり方自体が、より大きなメッセージ性を持つことを言ったものである。メディアは世界を変える力を持つ。そしていま進行中の「メディア革命」は劇的に世界を変えつつある。では、その前の「メディア革命」は、いつどのように進行したのか。17世紀の文字と商業出版の普及を、私は「17世紀日本のメディア革命」ととらえている。そのメディア革命によって、江戸時代の知と社会はいかに変わったのか。本講演は、その江戸時代にあらわれた「知の風景」を概観し、それが19世紀後半の急激な日本の近代の形成とどのように関わったのか、それを日本近世の思想と文化のありかたに注目することで語ってみたい。とくに儒学思想の展開において、漢籍古典を読む読み方と、思想家の思想の語り方が、不可分に関わっていることを考えてみたい。そのことを通して、「知の拠点」としての現代の大学のあり方に、一定の示唆を示してみたい。