學術講論會29:日本新教育運動的意義 ─歐美教育思想的受容與展開─
活動花絮
日期:2017.03.09 | 主辦單位:臺灣大學日本研究中心
        

        
日本新教育運動的意義 ─歐美教育思想的受容與展開─
日期:2017.03.09 | 主辦單位:臺灣大學日本研究中心

  筆者長期研究19世紀末在英國發生的新教育運動。最初的問題意識在於日本如何應對從1970年代開始出現的「學校教育荒廢」現象。所謂的「學校教育荒廢」,意指問題學生、不去上學、厭惡學校、班級崩壞等等問題,複合且多重相互影響下的學校教育現況。學校教師們至今仍為此傷透腦筋。話雖如此,這個現象其實也是孩子們對於近代學校教育的批判、反抗的表現,因此有必要檢討其內涵。

  本演講將聚焦於,以批判日本近代學校教育所稱頌的赫爾巴特學派教學法而活躍於19世紀末至1930年代的「新教育」思想,並從與歐美新教育思想之間的接受與展開的視點,考察其變遷過程。

  日本的新教育運動(也稱為大正自由教育運動),是一面吸收美國、英國、法國、德國的新教育思想而有所發展,其內容具有多重意涵,要理出清晰的歷史脈絡並不容易。但近年來在此領域總算開始有系統化的研究成果。日本的新教育思想,雖然歷經文化的衝突,但在吸收與接納後產生變革,而被今日的日本學校教育所繼承。因此,在探討日本現今的學校教育時,此乃相當具效力、不可忽視的歷史現象。何謂教育?何謂學校?我希望能與各位再一起重新思考。

 1966年に創設された社会科学部は本年で50周年を迎えることになる。早稲田大学全体では比較的新しい学部であるが、半世紀という大きな節目であることは間違い。この間、多くの本学部出身の先輩諸氏が各方面で活躍していることからもわかる。半世紀の重みをいま私をはじめ多くの教員、校友らが噛みしめると同時に、次の半世紀に向けて新たなヴィジョンを抱いているところである。

 社会科学部は、1994年に開設した大学院社会科学研究科、2016年設立の先端社会科学研究所ともに社会科学総合学術院を構成し、〈学際化〉、〈臨床化〉、〈国際化〉の三つの理念を掲げてきた。これら三つの理念は、パズルのような複雑化した国内問題や国際問題を理解し、新しい問題解決能力を培うための社会構想力を身に付けるうえでの基本的な概念であると確信している。

 〈学際化〉とは、複眼的な視座から問題の本質を読み解くことであり、社会科学部では政治学、法学、経済学、商学などの社会科学の学問分野はもちろん、歴史や文化などの人文科学領域、生命、環境などの自然科学、さらには情報科学などの専門科目が選択できる。これらの専門を広く学ぶことで問題のさまざま側面を理解する能力を磨く。〈学際化〉は社会科学部ならではの魅力となっている。また同様に、〈臨床化〉は当学部設立以来、社会との接点を有する学生が多く在籍していた夜間部の歴史があり、アドバンテージの高い分野である。それぞれの研究分野に基づき現場に出ていくことで、在籍中に問題の本質を現場から理解することが期待できる。最後に、英語プログラムの開設、留学生の受け入れ、さらには留学への推進等により積極的に〈国際化〉が進んでいる。