學術講論會27:早稻田大學社會科學綜合學術院的設立經過及教育理念
活動花絮
日期:2016.12.20 | 主辦單位:臺灣大學日本研究中心
        

        
山田満演講活動
日期:2016.12.20 | 主辦單位:臺灣大學日本研究中心

  1966年創設的社會科學部,在今年迎接成立50週年。雖是早稻田大學整體中較新的學部,但對學部而言,無疑是跨越了半個世紀的重大分水嶺。在此期間,有許多畢業於本學部的傑出校友,活躍於各個領域。此時此刻,由我以及諸多教職員、校友們肩負起橫跨半世紀重責的同時,也懷抱著邁向下個半世紀的藍圖。

  社會科學部,是由1994年設立的社會科學研究科、2016年設立的尖端社會科學研究所一同構成,追求「學際化」、「臨床化」、「國際化」等三大理念。我們確信這三大理念,是習得為培養新的問題解決能力的「社會構想力」,以及理解拼圖般複雜的國內・國際問題的基本概念。

  所謂「學際化」,是用多方面的視點來解讀問題本質,在社會科學部中,除了政治學、法學、經濟學、商學等社會科學基本的學問領域之外,也有歷史及文化等人文科學領域,以及生命、環境等自然科學,甚至是情報科學等專門科目可以選擇。可藉由廣泛地學習這些專業,來磨練出從不同角度理解問題的能力。「學際化」已然成為社會科學部獨具的魅力。而同樣地,「臨床化」在本學部設立以來,擁有多數已經和社會連接的夜間部學生,歷史悠久,是相當卓越的領域。根據各個研究領域的專業,透過現場實作,可以期待培養在學中臨場理解問題本質的能力。最後,開設英語課程,招收留學生,並且推動留學的「國際化」,也積極地進行中。

 1966年に創設された社会科学部は本年で50周年を迎えることになる。早稲田大学全体では比較的新しい学部であるが、半世紀という大きな節目であることは間違い。この間、多くの本学部出身の先輩諸氏が各方面で活躍していることからもわかる。半世紀の重みをいま私をはじめ多くの教員、校友らが噛みしめると同時に、次の半世紀に向けて新たなヴィジョンを抱いているところである。

 社会科学部は、1994年に開設した大学院社会科学研究科、2016年設立の先端社会科学研究所ともに社会科学総合学術院を構成し、〈学際化〉、〈臨床化〉、〈国際化〉の三つの理念を掲げてきた。これら三つの理念は、パズルのような複雑化した国内問題や国際問題を理解し、新しい問題解決能力を培うための社会構想力を身に付けるうえでの基本的な概念であると確信している。

 〈学際化〉とは、複眼的な視座から問題の本質を読み解くことであり、社会科学部では政治学、法学、経済学、商学などの社会科学の学問分野はもちろん、歴史や文化などの人文科学領域、生命、環境などの自然科学、さらには情報科学などの専門科目が選択できる。これらの専門を広く学ぶことで問題のさまざま側面を理解する能力を磨く。〈学際化〉は社会科学部ならではの魅力となっている。また同様に、〈臨床化〉は当学部設立以来、社会との接点を有する学生が多く在籍していた夜間部の歴史があり、アドバンテージの高い分野である。それぞれの研究分野に基づき現場に出ていくことで、在籍中に問題の本質を現場から理解することが期待できる。最後に、英語プログラムの開設、留学生の受け入れ、さらには留学への推進等により積極的に〈国際化〉が進んでいる。