台日文化交流教室(7):鄧麗君.心之旅—從時代解讀其身分認同
活動花絮
日期:2016.09.23 | 單位:臺灣大學文學院日本研究中心
   

   

鄧麗君.心之旅—從時代解讀其身分認同
日期:2016.09.23 | 單位:臺灣大學文學院日本研究中心

  大家在平日裡是意識著「identity(身分認同)」過生活的嗎?以我們日本人來說,大多數人應該會回答「沒意識到」的吧。1974年,台灣出身的鄧麗君以藝名「Teresa Teng」在日本歌謠界出道。我認為,她在日本活躍的15年間,我們知曉了藏在她歌聲裡的台灣與中國的關係,並學到何謂identity(身分認同)。

  本演講中,將帶領大家重新認識紅極一時的亞洲歌姬──鄧麗君的魅力,同時探討她的“心路歷程"。

  2015年的秋天,我拜訪了鄧麗君娘家的親屬,行旅至西安。在中國,觸碰到傳奇歌姬的真實面貌,知曉了她的煩惱。採訪結束的三個月後,也就是2016年1月,台灣實現了睽違八年的政黨輪替。推動時代巨輪的正是那些希求台灣能更加民主,自我認同根植於台灣的一般人民。如果鄧麗君還活著的話……會如何評論現狀,又會有什麼樣的感想呢?

  針對鄧麗君的「identity(身分認同)」(支持著「我就是我」作為其憑藉的事物)進行考察的同時,也想邀請在座的各位聽眾一同來思考「我是誰?」。

  みなさんは、日頃「identity」を意識して生活をしているでしょうか?

 私たち日本人に限って言えば、意識していないと答える人がほとんどでしょう。

 1974年に、台湾出身の鄧麗君が「テレサ・テン」という芸名で日本歌謡界にデビューしました。彼女が日本で活躍した15年ほどの間、私たちは歌声の裏にある台湾と中国の関係を知り、identityのありようを学んだように思います。

 本講座では、アジアの歌姫として人気を博したテレサ・テンの魅力に改めて迫るとともに、彼女の心の旅路ともいうべき足跡を追ってみようと思います。

 2015年の秋、私は鄧麗君の母方の親族を訪ね、西安まで旅をしました。中国ではすでに伝説化している歌姫の素顔に触れ、その懊悩も知りました。その3か月後の2016年1月、台湾では8年ぶりの政権交代が実現しました。時代を動かしたのは、台湾のさらなる民主化を希求し、台湾にアイデンティーを置く市井の人々です。もしも鄧麗君(テレサ・テン)が生きていたら・・・・このような現状をどう評価し、どんな感想をもったのでしょうか?

 テレサ・テンの「identity」=それは自分が自分であることをささえるもの、そのよりどころとなるもの=を考察し、あわせてご出席のみなさんにも自分とは何者であるか?ということを考えていただけたらと思っております。