第二屆名古屋大學‧臺灣大學研究生論文聯合發表會 |
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國立臺灣大學日本研究中心與名古屋大學「亞洲中的日本文化」研究中心(JACRC)於2014年締結學術交流協議,致力於提升年輕學者、研究生的日本研究水準,建構「具有臺灣特色的日本研究」。 繼2014年首屆「臺灣大學.名古屋大學研究生共同發表會」,2015年雙方繼續攜手,並與名古屋大學人類文化遺產文本學研究中心(CHT)一同於4月17日,假名古屋大學情報文化學部會議室舉辦「臺灣大學・名古屋大學 第2回研究生共同發表會」,以求落實培育新世代年輕人才,拓展國際共同研究的共同目標。 |
論文發表(一) |
發表人:鄧宜欣(臺灣大學日本語文學研究所碩士班) 發表人:藍雯威(臺灣大學日本語文學研究所碩士班) 發表人:山田裕輝(名古屋大學文學研究科博士課程後期課程) |
論文發表(二) |
發表人:王偉玲(臺灣大學日本語文學研究所碩士班) 發表人:江俊億(臺灣大學中国文學研究所博士班) 發表人:佘筠珺(臺灣大學中国文學研究所博士班) |
論文發表(三) |
發表人:安井海洋(名古屋大學文學研究科博士課程後期課程) 發表人:張文聰(名古屋大學文學研究科) 發表人:李明書(臺灣大學哲學研究所博士課程) |
論文發表(四) |
發表人:李品儀(臺灣大學人類學研究所¬碩士班) 發表人:松山由布子(名古屋大學文學研究科博士課程後期課程) 發表人:秦勤(名古屋大學文學研究科博士課程後期課程) |
總結與展望 |
近十年來,學術上的「東亞」視域,成為臺灣學界備受矚目的研究焦點,並與現實上的「東亞」各國學者研究,同步脈動。以本次研究生研究交流集會發表的十二篇論文來看,名大研究生的五篇論文,分別重探幕末英國軍艦來航問題、近代小說反映的自然主義風氣和性別論述、地域民俗文化分析與現當代性別議題,分別包含史學、比較文學、人類學、社會學與性別認同等不同面向。至於臺大研究生的七篇論文,則橫跨社會、教育、政治思想、儒學、佛學、文獻學、文化史等領域,體現當前臺灣新世代研究者對「東亞」經世、教化、道德啟蒙、理論思辨、近代漢詩、文學批評、生命倫理、國民性乃至性別解放等文化現象之多元視角與關懷,極具意義。 更重要的是,兩校研究生不只獲得許多師長們的寶貴意見及肯定,能在國際正式場合發表研究成果,實屬可貴經驗。彼此藉由相互對話、交流和提問,省察可能的優點與不足處,也更進一步地思考自身的學術定位和意義。如同辻本雅史教授在懇親會上的感言,從古以來,「東亞」各國學者便是如此一同思考問題。但在今日學科分化的現狀上,如何跨越科際藩籬,群策群力,將是重要課題。相信未來在臺大日本研究中心的支持下,臺大的年輕學者和研究生將會交出更多豐碩的成果,對「東亞」相關研究,盡一份心力。 |
第二屆名古屋大学第2回大学院生合同発表会 |
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国立台湾大学日本研究センターは2014年に名古屋大学「アジアの中の日本文化」研究センター(JACRC)と学術交流協定を締結し、若手研究者および大学院生の日本研究水準の向上、「台湾的特色を持つ日本研究」の構築に力を注いできた。2014年の第1回「台湾大学・名古屋大学大学院生合同発表会」に続き、2015年は名古屋大学人類文化遺産テクスト学研究センター(CHT)も加わり、4月17日、名古屋大学情報文化学部会議室にて第2回の合同発表会を行った。次世代若手人材を育成し、また国際共同研究の共同目標を開拓、発展させることを目的としている。 |
論文発表(一) |
発表者:鄧宜欣(台湾大学日本語文学研究所修士課程) 発表者:藍雯威(台湾大学日本語文学研究所修士課程) 発表者:山田裕輝(名古屋大学文学研究科博士後期課程) |
論文発表(二) |
発表者:王偉玲(台湾大学日本語文学研究所修士課程) 発表者:江俊億(台湾大学中国文学研究所博士課程) 発表者:佘筠珺(台湾大学中国文学研究所博士課程) |
論文發表(二) |
發表人:王偉玲(臺灣大學日本語文學研究所碩士班) 發表人:江俊億(臺灣大學中国文學研究所博士班) 發表人:佘筠珺(臺灣大學中国文學研究所博士班) |
論文發表(三) |
発表者:安井海洋(名古屋大学文学研究科博士後期課程) 発表者:張文聰(名古屋大学文学研究科博士後期課程) 発表者:李明書(台湾大学哲学研究所博士課程) |
論文發表(四) |
発表者:李品儀(台湾大学人類学研究所¬修士課程) 発表者:松山由布子(名古屋大学文学研究科博士後期課程) 発表者:秦勤(名古屋大学文学研究科博士後期課程) |
まとめと今後の展望 |
この10年で、「東アジア」の学術的視点は台湾の学界において非常に注目されるようになり、また、実際に「東アジア」各国の学者によって積極的に研究が行われている。今回の合同発表会で発表された12の論文から考えると、名古屋大学の院生による5篇の論文は、幕末のイギリス軍艦来航問題の再考、近代小説が反映する自然主義の気風と性別表現、地域民族文化分析と現代の性に関する議題に分かれており、その中には史学、比較文学、人類学、社会学および性同一性等の様々な要素が含まれている。台湾大学の7篇の論文に至っては、社会、教育、政治思想、儒学、仏学、文献学、文化史等、その領域は多岐にわたっている。これは、目下の台湾次世代研究者の「東アジア」の経世、教化、道徳啓蒙、思想、近代漢詩、文学批判、生命倫理、国民性、ひいてはジェンダー・フリーといった文化現象に対する多元的な視野と関心を体現しており、大変意義深いものである。 さらに重要なのは、両校の院生が教授陣から貴重な批評を得ただけでなく、国を越えた公式の学術会議の場で研究成果を発表するという大変貴重な経験をしたことである。共に対話や交流・質問をし合う中で、良かったところや足りないところを見つけ、また自身の研究の学術的位置づけおよび意義についてさらに深く考えることができる。辻本雅史教授が懇親会でお話しされたように、これまで「東アジア」各国の学者は、このように一堂に会して研究成果を発表してきた。しかし今日の学術領域が細分化した現状においては、いかにして領域の垣根を越え協力していくか、ということが重要な課題となっている。今後、台湾大学日本研究センターのサポートの下で、台湾大学の若手研究者や大学院生が優れた成果を出し、「東アジア」関連の研究により一層の努力を重ねていくものと信じている。 |