日本的古代・中世的文學作品中,夢在許多場景有著重大的功能,而以天皇.貴族或僧侶們為中心寫成的日記中,也常有許多夢的記述。關於前者在文學作品中的夢,至今已有許多研究成果,但橫跨古代.中世,對於其和同時代的日記中紀錄夢的行為之關連進行整體研究的卻不多。本演講將以『平家物語』等為題材,討論文學與夢、日記與夢、以及兩者的關係。
日本の古代・中世の文学作品には、さまざまな場面で夢が大きな役割を果たしており、一方、天皇・貴族や僧侶たちを中心に作成されていた日記にも多くの夢の記事が記されている。前者の文学作品に見える夢については、すでに数多くの研究が蓄積されているが、同時代にみえる日記に夢を記す行為との関係を、古代・中世を通じてトータルに論じた研究は多くはない。ここでは『平家物語』などを題材に、文学と夢、日記と夢、そしてその両者との関係をさまざまに論じてみたい。