郡千壽子演講活動
郡千壽子演講活動 活動写真
日期:2015.3.17 | 單位:臺灣大學文學院日本研究中心
  

講 題:日本語研究の展望

主講人:郡 千寿子(国立大学法人 弘前大学教授・附属図書館長)

主持人:林立萍(台灣大學日本語文學系教授)


演講者簡介: 郡 千寿子、国立大学法人 弘前大学教授・附属図書館長。研究内容は日本語学、日本語史、語彙表記。著書に『日本国語大辞典1~13巻』(語誌編集と執筆)(小学館)、『真字本方丈記 影印・注釈・研究』(共著 和泉書院)、『寺山修司という疑問符』(共編著 弘前大学出版会)などがある。

郡千壽子演講活動
日期:2015.3.17 | 單位:臺灣大學文學院日本研究中心
日本語研究の展望
要 旨
現在、日本では大学改革がすすめられている。理系分野と英語教育が重要視され、いわゆる文学等の文系(日本語学含む)学問分野の研究環境が縮小される方向にある。それに比して、近隣の韓国や中国・台湾では、日本語研究が活発化し進展しているといえよう。中国・韓国ともに研究分野別でみれば、文法分野と日本語教育分野の研究成果が最多であり、語彙や文字表記の研究は少ない傾向にある。 語彙と文字表記は従来、別々の領域で扱われているが、日本語の特性を考えたとき、両分野にまたがる研究も想定でき、その具体的事例を紹介する。言語研究は、その運用―たとえば正しい表現か間違った表現か、文法構造はどうなっているか―に興味が向けられがちである。しかし、使用実例や使用方法だけでなく、文化的視点や社会からの影響、歴史的な変化をふまえた語彙表記研究の重要性について述べてみたい。 今後、海外における日本語研究や様々な立場からの考察検討が発展し、日本語とその文化的意義が広く理解されることを期待している。
 
演講者簡介
郡 千寿子、国立大学法人 弘前大学教授・附属図書館長。研究内容は日本語学、日本語史、語彙表記。著書に『日本国語大辞典1~13巻』(語誌編集と執筆)(小学館)、『真字本方丈記 影印・注釈・研究』(共著 和泉書院)、『寺山修司という疑問符』(共編著 弘前大学出版会)などがある。