森真理子演講活動
森真理子演講活動 活動写真
日期:2014.12.26 | 單位:臺灣大學文學院日本研究中心
  

講 題:詩歌の表現形式と旅説話をめぐる伝統

主講人:森 真理子(京都大学国際交流センター センター長・教授)


演講者簡介:森眞理子、京都大学国際交流センター センター長・教授。研究内容は日本近世文学・日本語日本文化教育。著書に『説話索引データベースVer.5』(共著・「説話と説話文学の会」編・清文堂出版)、『看聞日記紙背和漢聯句訳注』(共著・京都大学国文学・中国文学研究室編・臨川書店)、『和英対訳 日本古典文学研究論文集』(Studies in Classical Japanese and Classical Japanese Literature-A bilingual text in Japanese with complete translation-)(共著・京都大学国際交流センター編)などがある。

森真理子演講活動
日期:2014.12.26 | 單位:臺灣大學文學院日本研究中心
詩歌の表現形式と旅説話をめぐる伝統
要 旨

1.日本の詩歌形態である和歌と発句(俳句)を比較する。初めにそれらの形態がどのように発生し、どのような変遷を辿って形式として定着していったのかを概観し、二つの詩歌形態が持つ形式の差と、その差から生じる表現様式の差、そこに含まれる意味の違いについて、和歌と発句の例を比較しながら考察する。


2.日本の詩歌の中で好んで扱われる旅説話を一つの材料として、和歌から俳諧へと続く詩歌の伝統の中で、和歌の世界では、旅説話がどのように定着していったのかを和歌自体や歌人の生き方、歌論書などを挙げながら見ていく。その後近世の俳諧については、俳人が和歌から何を受容し、新しい表現を如何に付け加えていったかを旅に関わる発句や紀行文(俳文)を読解しながら考えていく。

 
演講者簡介
森 眞理子、京都大学国際交流センター センター長・教授。研究内容は日本近世文学・日本語日本文化教育。著書に『説話索引データベースVer.5』(共著・「説話と説話文学の会」編・清文堂出版)、『看聞日記紙背和漢聯句訳注』(共著・京都大学国文学・中国文学研究室編・臨川書店)、『和英対訳 日本古典文学研究論文集』(Studies in Classical Japanese and Classical Japanese Literature-A bilingual text in Japanese with complete translation-)(共著・京都大学国際交流センター編)などがある。