松薗斉演講活動
松薗斉演講活動 活動写真
日期:2014.12.24 | 單位:臺灣大學文學院日本研究中心
  

講 題:古代・中世の日本における日記・文学に見える「夢」について

主講人:松薗 斉(愛知學院大學文學部教授)

主持人:曹景惠(台灣大學日文系副教授兼日本研究中心特約研究員)

松薗斉演講活動
日期:2014.12.24 | 單位:臺灣大學文學院日本研究中心
古代・中世の日本における日記・文学に見える「夢」について
要 旨

日本の古代・中世の文学作品には、さまざまな場面で夢が大きな役割を果たしており、一方、天皇・貴族や僧侶たちを中心に作成されていた日記にも多くの夢の記事が記されている。前者の文学作品に見える夢については、すでに数多くの研究が蓄積されているが、同時代にみえる日記に夢を記す行為との関係を、古代・中世を通じてトータルに論じた研究は多くはない。ここでは『平家物語』などを題材に、文学と夢、日記と夢、そしてその両者との関係をさまざまに論じてみたい。

 
演講者簡介
松薗斉、愛知學院大學文學部教授。研究内容は歴史学(日本中世史・文化史)。著書(単著)に『日記の家-中世国家の記録組織-』(吉川弘文館、1997)、『王朝日記論』(法政大学出版局、2006)、『日記で読む日本中世史』(元木泰雄氏と共編著、ミネルヴァ書房、2011)などがある。