台日文化交流教室(9):桂歌之助20周年記念落語表演會
活動花絮
日期:2017.02.21 | 單位:臺灣大學日本研究中心
   

   

   

桂歌之助20周年記念落語表演會
日期:2017.02.21 | 單位:臺灣大學日本研究中心

內容:
   段子一《動物園》(中文表演)
   段子二《桃太郎》(日文表演)


摘要:
  透過這次的公演,我想傳達給學生們以下兩件事。

  落語是個只由演出家獨自唸出登場人物台詞的表演。也就是聽者的想像力將作為一個稜鏡,把最小限度的語言表現,化作無限的世界投影到腦中的布幕上。在此想請大家重新認識,在凡事追求貼近真實的現代社會中,能將最小值擴展至無限大的人類的想像力,是多麼了不起的一種能力。

  對於此次的公演,我常常站在觀眾的立場,一邊想像究竟該如何做才能將落語傳達給台灣的人們,一邊做著相應的準備。另一方面,因為落語只藉由台詞來說故事,剛開始還很難了解故事內容,但學生們耐著性子仔細聆聽,到最後理解了完整的故事後,笑聲自然此起彼落。這代表了溝通成功。當我們想要傳達自己的想法時必須考慮對方的立場,反過來身為傾聽的一方時,即便一開始無法理解,也要試圖推敲對方的想法並且耐心聆聽。在座的莘莘學子們,今後將要接觸世界中擁有各式各樣想法的人,因此透過這次的表演讓大家體會溝通的基本,便是我想傳達給大家的另一件事

  落語是否成為了各位的新體驗呢?對我來說,此次的公演是我終生難忘的美好經驗。衷心感謝各位的協助與蒞臨。

內容:
   演目一「動物園」(中国語)
   演目二「桃太郎」(日本語)

摘要:
 私は今回の公演を通じて、学生の皆さんに二つの事を伝えたかった。

 落語は、演者一人で登場人物のセリフを喋るだけ。言わば最小限の表現を、聴く人の想像力をプリズムとして無限の世界を頭の中のスクリーンに投影する。よりリアルなものを求める現代において、最小を無限に拡げる人間の「想像」という能力の素晴らしさを再認識して貰いたかったのが一つ。

 私は今回の公演に向けて、どうしたら台湾の人達に落語を伝えられるか、常に相手の立場を想像しながら準備をしてきた。一方、落語はセリフだけで話が進むので物語の序盤は内容が分かりにくいのだが、学生の皆さんはそこを辛抱して耳を傾けてくれ、最後には物語全体が伝わって笑いが起こった。つまりコミュニケーションが出来たのです。自分の考えを伝えるには相手の立場を考える。伝えられる時には、初め理解出来なくても相手の考えを推し量りながら我慢して耳を傾ける。これから世界中の様々な考えを持つ人達と関わるであろう学生の皆さんに、このコミュニケーションの基本を体験して貰いたかったのがもう一つ。

 落語が皆さんに新鮮な体験となったでしょうか。私にとって今回の公演は素晴らしい経験で終生忘れる事はないでしょう。関係各位の方々には心から御礼申し上げる次第です。