本書是蒐集了日治時代日人在台灣的文學活動零亂的紀錄;經過整理與系統化之後,描繪了在日本文學史書上,未曾被記載過有關日治時代日人在台彎的文學活動的輪廓。
文中,論述了在台灣這塊未經耕耘的土地上綻開了燦爛的文藝的花朵,而被喻為叱吒風雲的寵兒,甚至招致爭議的日人作家西川滿,他在台灣的文學活動的真面目。
本書是由著者博士論文《日本領台時代の日本人作家ー西川満を中心としてー》簡約而成。原著收藏於台灣国立中央図書館與英国牛津 Bodleian Library。若,連同原著之詳細資料,能成為今後研究台灣日治時代的文學、或研究西川滿其人其事的基石,則望外之幸也。
本書は、今まで日本文学史書に全く見出すことのできなかった日本領台時代台湾における文学活動の記録を、散乱した資料の中から蒐集し、整理し、系統化させ、その時代における日本文学活動の輪郭を描きだしました。
その中で、風雲を叱咤する寵児のごとく出現し、未だ十分に灌漑されていない土壌に文芸の花を咲かせ、論議を招いた西川満という作家の真の姿を明らかにしました。
本書は著者の博論『日本領台時代の日本人作家―西川満を中心として―』を要約したものであり、原書は台湾の国立中央図書館、英国のオックスフォードBodleian Library に収存されております。もし、原著の詳細な資料をも含めて、これを終戦までの日本文学史研究の一支として、または、西川満という作家の新しい研究に役立てることができれば望外の幸せだと思います。