明治日本における台湾像の形成―新聞メディアによる1874 年「台湾事件」の表象―

日本学研究叢書10

◇ 著者 / 陳萱

◇ 出版社 / 臺大出版中心

◇ 出版日期 / 2013年10月

◇ 商品語言 / 中文、日文

◇ ISBN / 978-986-03-8255-6

◇ 裝訂 / 精裝

◇ 定價 / NT$650

一般の日本人は、1874 年の「台湾事件」をきっかけに台湾の存在を知るようになった。本書は、日本における台湾認識の形成という問題に焦点をあて、当時の新聞の台湾言説を幅広く分析したものである。本書は、当時ようやく発達しはじめた新聞に記載された台湾に関する多様な言説を、外字新聞の翻訳記事、吟香の台湾での体験など広範な角度から分析することで日本における台湾像の形成を跡付けたものである。

一般的日本人以1874 年的「臺灣事件」(牡丹社事件)為契機,開始知道臺灣的存在,並進一步地認識臺灣。本書將分析的焦點聚集在日本對臺灣認識的形成上,從多種角度分析當時新聞媒體中關於臺灣報導的言論。本書是以翻譯國外報紙的報導及隨軍記者岸田吟香的報導為主要分析文本,探討當時正起步的日本新聞媒體中,關於臺灣的多樣性言論,進而了解日本人所抱持的臺灣印象是如何形成的。